伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)とEMCジャパン(以下、EMC)は6月28日、EMCの重複除外技術を利用したクラウド型データバックアップサービスを9月より提供開始すると発表した。

同サービスは企業内のデータをCTCが運営するデータセンターにリモートバックアップするもので、データ転送時にEMCの重複除外技術である「Avamar」(アバマー)が適用される。これにより、データ転送容量の大幅な圧縮が可能となり低帯域の回線でも同サービスを利用できるほか、"クラウド型"であるため初期投資が不要となることなどが特徴。基幹システム系のデータベースバックアップにも対応可能だという。

同サービスのプロモーションは2010年7月よりCTCによって開始され、9月から本格サービスが開始される予定。

CTCは、今後3年間における同サービスの販売目標(導入社数)を100社としている。

CTCが「Avamar」を使って提供するデータバックアップサービスの概念図