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WindowsやMac OS Xと比較するとまだまだシェアは少ないが、Linuxのシェアが徐々に増加している。Net Applicationsの報告によればLinuxのシェアは1%を超え、なお微増を続けている。なかでもサードパーティ製アプリケーションのパッケージが提供されることが多いUbuntuは代表的なディストリビューションのひとつ。

How to Hide Desktop Icons in Ubuntu - TechSourceにおいて、Ubuntuでデスクトップアイコンの表示と非表示を切り替える方法が紹介されている。UbuntuにはWindowsのようにデスクトップアイコンの表示と非表示を切り替えるショートカットは提供されていないが、表示と非表示自体は簡単に実施できる。また、紹介されている方法のうちgconf-editor(1)を使う方法はUbuntuに限らずGnomeを採用しているUnix系デスクトップOSで利用できる。

まずHow to Hide Desktop Icons in Ubuntuではgconf-editor(1)を使う方法を紹介。ターミナルやAlt-F2経由でgconf-editor(1)を実行し、左のツリーからapps、nautilus、desktopを選択。visibleで終わる項目のチェックが、その対象となるデスクトップアイコンの表示/非表示の切り替えになっており、このチェックを入れたり外したりすることで設定変更が可能。

特定デスクトップアイコンの表示 - gconf-editor(1)

特定デスクトップアイコンの非表示 - gconf-editor(1)

デスクトップディレクトリに存在するファイルがデスクトップに表示されるかどうかもgconf-editor(1)で設定できる。gconf-editor(1)を実行し、左のツリーからapps、nautilus、preferences選択。show_desktopの項目がデスクトップアイコンの表示/非表示の切り替えに対応している。

デスクトップアイコンの表示 - gconf-editor(1)

デスクトップアイコンの非表示 - gconf-editor(1)

gconf-editor(1)におけるデスクトップアイコンの表示切り替えは、別のアプリケーションでも提供されている。Ubuntuにはデフォルトではインストールされていないが、"Ubuntu Tweak"と呼ばれるアプリケーションから同様の操作が可能。

特定デスクトップアイコン/デスクトップアイコンの表示 - Ubuntu Tweak

特定デスクトップアイコン/デスクトップアイコンの非表示 - Ubuntu Tweak

Ubuntu Tweakからパッケージをダウンロードしてきて、たとえば「sudo dpkg -i ubuntu-tweak_0.5.4.1-1_all.deb」のようにインストール。Gnomeパネルメニューのシステムツールに「Ubuntu Tweak」が追加されるため、起動して利用する。左から「デスクトップアイコンの設定」を選択して、デスクトップアイコンの表示や非表示を切り替える。