パナソニック電工ネットワークスは5月13日、改正省エネ法の基準をクリアしたギガビットイーサ対応のスイッチングハブ2機種を7月21日に発売すると発表した。

今回発表された製品は16ポートの「Switch-S16G」と、24ポート+SFPスロットを2つ搭載した「Switch-M24eG」。

「Switch-M24eG」では、電源まわりの最適化設計により最大消費電力を同社従来製品に比べて約45%削減可能とされており、2009年7月に改正・施行された省エネ法で「特定機器」に追加された「スイッチング機器」のトップランナー基準もクリアしているという。

また、「省電力モード機能」によって各ポートの接続状態を自動的に検知。使用されていないポートの電力消費を自動的に抑制することができる。さらに、「ループ検知・遮断機能」によってネットワーク障害を最小限に抑えることが可能となっているほか、「ECOモードLED機能」でLEDランプの消費電力も削減するという(この機能は特許出願中)。

これら2機種の主な仕様と販売価格は以下の通り。

  • Switch-S16G
    ポート: 10/100/1000BASE-T×16
    消費電力・電源・定格: 最大16W AC 100V(定常時) 50/60Hz自動切替
    サイズ: 幅280mm×高43mm×奥行85mm
    希望小売価格(税込): 4万1790円

  • Switch-M24eG
    ポート: 10/100/1000BASE-T×24 / SFPスロット×2 (SFPスロットは10/100/1000BASE-Tと排他利用)
    消費電力・電源・定格: 最大25W AC 100V(定常時) 50/60Hz 自動切替
    サイズ: 幅330mm×高44mm×奥行230mm
    希望小売価格(税込): 6万8250円

「Switch-S16G」(左)と「Switch-M24eG」