岡村製作所は5月10日、アイピースクエアと共同で開発したオフィス向け省エネ対策システム「OFFICE NAVI」を発表。同日より販売を開始した。
同システムは「スマートステーション」と呼ばれるタッチパネル式モニターと「電力計測メーター」(受電設備や分電盤などの電力量を計測)、「スマートセンサー」(温度や湿度を計測)、「ローカルサーバー」(センサーから収集したデータを蓄積)、「無線アクセスルーター」で構成される。
同システムには項目別に現状消費量や日積算量、月積算量に対する目標値を設定できるツールが実装されており、計画的な省エネの実現を支援する。また、サーバーに蓄積されたデータをグラフ化することも可能で、現状の無駄を把握して改善余地の有無などを確認できる。
さらに同システムには改正省エネ法に準拠した定期報告書作成ソフトも用意されており(オプション)、蓄積データの実績と連動した報告書作成が可能。
なお、同システムの販売目標は初年度で2億円となっている。