伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)と日本ネティーザ、SAPジャパンは共同でBIソリューション「C-BIA(CTC Business Intelligence Appliance:シービア)」を開発し、3月8日より販売を開始した。
同ソリューションは、日本ネティーザのDWH(データウェアハウス)「Netezza TwinFin」または「Netezza Skimmer」と「SAP Business Objects BI Solutions」を組み合わせたもので、「SAP Business Objects Explorer」や「SAP Business Objects Web Intelligence」などのツールによって、DWHの格納データに対する直感的な検索や高度な分析が可能になるという。
同ソリューションは必要なアプリケーションがインストールされたBIアプライアンスとして提供されるため、ユーザーは導入後、すぐに分析業務を開始できる。
「C-BIA」の価格は1980万円(税別)~となっている(最小構成: SAP Business Object Edge Standard ライセンス(5CAL)/Netezza Skimmer 小型モデル 1台/HP ProLiant DL360G6 1台 の場合)。
販売はCTCに一本化され、初年度の売上目標は10億円(周辺サービスを含む)。保守サポート窓口もCTCに一本化され、実機を使った導入前の検証は、同社総合検証センター内の「DataWarehouse BI Competency Center」で行える。