富士通は1月21日、同社が提供するPCサーバPRIMERGYシリーズの新機種2製品を発表した。

今回発表されたのは、1WAYタワー型/ラック型サーバ「PRIMERGY TX150 S7」と1WAYラック型サーバ「同 RX100 S6」の2製品。いずれも、中小規模システム向けエントリーサーバとして提供される。CPUは「Xeon プロセッサー 3400番台」「Pentium プロセッサー G6950」「Celeron プロセッサー G1101」「Core i3-540 プロセッサー」から選択可能で、PCI Express 2.0やSAS 2.0に対応する。

PRIMERGY TX150 S7

PRIMERGY RX100 S6

最大メモリ搭載量は32GB。3.5インチHDD(SAS/SATA)モデルに加え、2.5インチHDD(SAS)モデルも用意されている。また、「TX150 S7」においては、同社の1WAYサーバとして初めて冗長電源を採用している。

両製品の参考モデルの価格は以下の通り。

製品名(仕様) 希望小売価格(税別)
PRIMERGY TX150 S7
CPU: インテル Pentium プロセッサー G6950(2.80GHz)、メモリ: 1GB、HDD:ディスクレス		 13万2000円～
PRIMERGY RX100 S6
CPU: インテル Celeron プロセッサー G1101(2.26GHz)、メモリ: 1GB、HDD: ディスクレス		 12万1000円～

提供開始時期はTX150 S7が2月3日、RX100 S6が2月18日。1年間で12万台という販売目標を掲げている。