OKIネットワークスは、ビジネスホンとブロードバンド・ルータを搭載したオールインワンタイプのSOHO向けの新製品としてスマート・オフィス・ステーション「IPstage 1000」を、日本市場および海外市場向けに販売すると発表した。

スマート・オフィス・ステーション「IPstage 1000」(左)とIP多機能電話機「MKT/IP-10DSHF-B」(右)

今回発売する「IPstage 1000」は、ルータのノウハウを取り込むことにより、専門知識のなくてもビジネスホンやルータの設定・運用までを簡単に行うことができる製品として開発された。

インターネットなどに接続するためのルータ機能も内蔵しているため、オフィスで必要なコミュニケーション環境とネットワーク環境が主装置1台で整う。また、導入時にはWebブラウザのセットアップ画面に従って簡単な基本データを設定し、「オートプロビジョニング」機能によりIP電話機と主装置をLANケーブルで接続するだけですぐに利用できるという。

「FMCサービス」や「ひかり電話」などに対応し、ソフトフォンや今回新たに発売する「IPstage 1000」専用の新型IP多機能電話機など、IP内線電話機を12台まで収容できる。

出荷開始は、2010年1月の予定で、同社では国内・海外あわせて、今後3年間で8万台を販売する予定だ。