米Microsoftは11月18日(米国時間)、「Microsoft Silverlight 4」のβ版をリリースしたことを発表した。

Silverlight 4は、クロスブラウザのRIA(Rich Internet Application)実行基盤の次期バージョン。今年7月に行われたSilverlight 3の正式リリースから、わずか4カ月で次期β版リリースとなった。

新版の特徴としては、次の3つが挙げられている。

  • Out-of-Browser機能(Webアプリケーションをブラウザ外で動作させる機能)の拡張: コードやランタイムを追加することなく、より豊かなデスクトップ体験を提供できるようになった
  • 企業アプリケーション開発者向けの強化: Microsoft Visual Studio 2010のフルサポート、Microsoft OfficeやMicrosoft SharePoint Serverとの連携強化、印刷/ネットワーク/レポート/チャート機能の拡充など
  • よりリッチなWeb体験を実現する機能の強化: Webカメラやマイク機能を拡張、高解像度映像コンテンツのマルチキャストをネイティブサポート、インタラクティブおよび操作を制限するアプリケーション開発に役立つカスタマイズ可能な60コンポーネントを追加

今回リリースされたβ版は、こちらのWebサイトからダウンロードできる。