The Pomodoro Technique is a way to get the most out of time management. |
Alyssa Gregory氏がSitePointにおいてThe Pomodoro Technique for Time Managementのタイトルのもと、タイムマネージメントテクニックであるThe Pomodoro Techniqueを紹介している。ポモドーロテクニックはFrancesco Cirillo氏が1992年に考案した手法。1日の作業をどうすれば集中力をキープしたまま効率的にこなせるかについてまとめている。
- 確実に納期をむかえるための7つの方法
- 仕事で成長を続けるためのテクニック
- 金曜日、帰宅前にやる6つの仕事テクニック
- ToDoを活用する10の方法
- デスクをキレイに保つ方法
- 生産性をあげるための4つの方法
Alyssa Gregory氏はこれまでSitePointにおいて実際に作業する人が業務効率を改善するための方法をいくつも紹介している。長期的な目標の設定から中期的な目標、短期的な目標、1週間の作業目標、その日の作業目標、タスクの分割方法や優先順位の付け方、Todoを活用する方法、週末にすべきことや仕事の効率が上がる環境を保つ方法などを紹介してきている。
ポモドーロテクニックはAlyssa Gregory氏がこれまで取り上げてきたテクニックの中でも、特に1日における作業内容の立案方法と実践方法を具体化する一つの方法といえる。紹介されているポモドーロテクニックは次のとおり。
- タイマー、罫線が引かれた紙、ペンと消しゴム、またはTodoアプリケーションを用意する
- 完了させたいタスクを選ぶ
- タイマーを25分間にセット (この25分間の区切りを"ポモドーロ"と呼ぶ)
- タイマーが鳴るまで作業
- 3分から5分休憩
- 次のタスクに移る (2.へ戻る)
基本的に25分間集中して作業するというテクニック。Alyssa Gregory氏はさらにポモドーロテクニックの次のティップスについても紹介している。
- ポモドーロを4つこなしたあとには15分から30分の休憩をとる
- 25分間が経過する前に作業がおわったら、タスクのレビューと改善にあてる
- タスクを完了させるまでに5から7つのポモドーロが必要になるようなら、もっと小さいタスクへ分割する
- 割り込みはメモしておき、ポモドーロが終わったら処理する
- 自由時間に対してまでポモドーロテクニックを使ったりしない
ポモドーロテクニックでは1日のはじめに作業リストを作成し、25分間ごとの作業へ分割して整理していく。割り込みの対処方法や、割り込みをメモして後で処理といった対処ができない場合の処理方法など、より細かいテクニックについてはThe Pomodoro Techniqueで公開されている電子書籍でチェックできる。
ポモドーロはイタリア語でトマトを意味している。Francesco Cirillo氏が同方法を考案中に使っていたのがトマトの形をしたキッチンタイマーだったところからこの名前が使われている。