Windows 7の一般販売がスタート - 予約だけでVistaの3カ月分を販売

企業向けには9月1日から販売が開始されているWindows 7だが、10月22日、一般向け販売が開始された。

東京有楽町のビックカメラ有楽町店では、午前8時30分からマイクロソフトの代表執行役社長 樋口泰行氏やタレントの南明奈さんをむかえて、カウントダウンイベントが開催された。

冒頭挨拶に立った ビックカメラ 代表取締役社長の宮嶋宏幸氏は、「待ちに待った日を迎えることができた。パソコンはここ数年売り上げが厳しい状況が続いていたが、これを機におおいに盛り上がっていくのではないかと期待している。ビックカメラおよびグループ会社のソフマップは、この日に向けてしっかりとトレーニングを積んだメンバーを養成してきた。Windows 7 Expert Goldの資格を持ったメンバーは日本一であり、販売にあたっては、450人の専門の販売員が製品を良さをお客様のニーズに応えた形で提案していきたい」と述べた。

また、マイクロソフトの樋口社長は「今日は天気同様、非常に晴れやかな気分だ。Windows 7はたいへん出来のいいOSということで、社員も含めて待ちに待った日をむかえた。Windows 7はマルチタッチを利用することができ、パソコンの大きな転換点をむかえたのではないかと思っている。10月22日という年末商戦を前にしたタイミングで出すことができたので、これを機にITやパソコン業界の活性化につながればと思っている。業界全体をWin-Winの関係で盛り上げていきたい」と述べた。

Windows 7では初めて6月から予約販売が行われたが、樋口社長によればWindows 7の予約数は、Vistaの販売開始からの3カ月分を超えているという。