マイクロソフト10月5日、Windows 7のデジタルライフの体験するためのモデルルーム「Windows 7 Digital Life Mainson」を都内にオープンさせ、報道陣に公開した。このモデルルームは一般には公開されるとなく、主に報道陣向けの取材の場として今後7日間ほど公開される。
このスペースでは、リモート再生を実現する機器を展示する「Home NetWork」エリア、Windows 7の「Device Stage」の機器を展示するエリア、マルチタッチ対応エリア 、Windows 7搭載PCや対応周辺機器を表示するエリアという4つに分けられている。
公開にあたっては、来日したマイクロソフト日本法人の前社長で、現 米マイクロソフト コンシューマ&オンラインのコーポレートバイスプレジデントのダレン・ヒューストン氏が挨拶。
「Windows 7では、製品の作り方がこれまでと大きく異なっている。Vistaで得られたさまざまな体験を考慮し、消費者に少しでも満足いだけるように開発を行い、世界のユーザーからたくさんのフィードバックをいただき、それに対して1つ1つ対応を行った。Vistaでは、セキュリティを第一考えて開発したが、占有領域が大きすぎた。そして、我々は開発にあたっては自ら批判的な目をもってチェックしていかなればならいということを学んだ。Windows 7では、ブートが早いこと、ポップアップ画面が少ないこと、デバイスの認識力がアップしたこと、ホームネットワークが活用できることを体験してもらいたい」と述べた。
また、マイクロソフトが考えるデジタルライフについては、「これはWindows Live IDを使って関連するシナリオをどう描いていくかということだが、Windoww Live IDを使うことで、PC、電話、TV等の消費者の体験をとりまとめていくとができる。例えば、PC上でビデオを撮って、ワイヤレスでテレビに送って見るということが、Windows Live IDで実現可能なシナリオになる。ただ、今後は私たちがこれまでやってきたことを、みなさんの目に見えるような具体的なシナリオで提示していかなければならない」と語った。