マイクロソフトは9月24日、10月22日のWindows 7の一般販売開始に向けた販売施策を発表。数量限定で、家庭のPCを3台までWindows 7 Home Premiumにアップグレードできる「Windows 7 Home Premium アップグレード版ファミリー パック」を発売することを明らかにした。
通常のWindows 7 Home Premium アップグレード版は、参考価格15,800円(税抜)で販売されるが、ファミリー パックは、メーカー希望小売価格が2万3,999円(税抜)で3台をアップグレードでき、個別に3つ購入する場合に比べ2万3,000円あまり割安になっている。こちらは数量限定で、10月18日より予約が開始される。
また、同じく数量限定で「Windows 7発売記念優待パッケージ」も発売され、メーカー希望小売価格は、Windows 7 Professional アップグレード版が1万9,999円(税抜、通常のアップグレード版は2万5,800円)で、Windows 7 Home Premium アップグレード版が1万3,999円(税抜、通常のアップグレード版は1万5,800円)で発売され、9月25日から予約が開始される。なお、「Windows 7発売記念優待パッケージ」は、日本のみの展開だという。
各パッケージの価格は以下の通り。
Windows 7のパッケージ価格
製品 | 参考価格(税抜) |
---|---|
Windows 7 Home Premium 通常版 | 2万4,800円 |
Windows 7 Home Premium アップグレード版 発売記念優待パッケージ | 1万3,999円 |
Windows 7 Home Premium アップグレード版 | 1万5,800円 |
Windows 7 Home Premium アップグレード版ファミリー パック | 2万3,999円 |
Windows 7 Professional 通常版 | 3万7,800円 |
Windows 7 Professional アップグレード版発売記念優待パッケージ | 1万9,999円 |
Windows 7 Professional アップグレード版 | 2万5,800円 |
Windows 7 Ultimate 通常版 | 3万8,800円 |
Windows 7 Ultimateアップグレード版 | 2万6,800円 |
そのほか、Windows 7のエディションを上位にアップグレードできる「Windows Anytime Upgrade」も発売される。アップグレードには、DVDのメディア等は必要なく、ウィザードからアップグレード キーを入力をすることで、10分程度で完了する。販売はオンラインで行われ、一部はパッケージでも販売される。
なお、Windows 7 互換性情報サイトはすでに開設されており、Windows 7へのアップグレードの可否や、追加で必要なハードウェアの有無を診断、結果をレポートする「Windows 7 Upgrade Advisor」を10月15日よりWebで無償提供する(現在はベータ版を公開中)。