PFUは7月22日、PC検疫ソフトウェア「iNetSec Inspection Center」と不正PC検知・遮断アプライアンス「iNetSec Patrol Cube」の機能強化を行い、新たに「ARP 遮断検疫方式」をサポートした。出荷開始は7月31日を予定している。
「ARP 遮断検疫方式」は、Inspection CenterとPatrol Cubeが連携を行い、検疫を実現するもの。すでにPatrol Cubeを導入しているユーザーであれば、新たにスイッチを追加することなく、検疫ソフトウェアである「iNetSec Inspection Center」を導入するだけで、PC検疫を実現できる。
1000クライアント、10ネットワークセグメントに導入した場合の価格は、ソフトウェア一式が430万円、不正PC検知・遮断アプライアンスが208万円(10セグメント)の合計638万円。サービス料が初年度148万円、2年目以降が169万円となっている。
そのほか、Inspection Centerでは、大学でのニーズが高いMac OSに対応し、Mac OS X v10.4、v10.5をサポートしたほか、Patrol Cubeでは固定IPアドレス運用下における、IPアドレス変更通知機能をサポートした。
これにより、管理台帳と実際の利用との相違や、IPアドレスの重複などの問題を解決できるという。