メディアセンターソフト「Boxee」がアップデート

フリーのメディアセンターソフトウェア「Boxee」を開発するスタートアップ企業のBoxeeは6月23日(米国時間)、米カリフォルニア州サンフランシスコで開催されたイベントにおいてソフトウェアのアップデートを発表した。新バージョンではWindowsのサポートが追加されたほか、米メジャーリーグ(MLB.com)との提携でゲーム内容をオンデマンドで見られるプレミアムサービス「MLB.TV」の提供など、さまざまなコンテンツ拡充が図られている。

BoxeeはオープンソースのXBMC Media Centerをベースに開発されたフリーのメディアセンター製品で、Pythonによるプラグイン拡張に対応するほか、Boxeeユーザー同士がコンテンツを媒介にコミュニケーションを図れるSNS機能を搭載している点に特徴がある。2008年からMac OS X (含むApple TV)、Linux用のアルファ版バイナリの配布が始まり、今回初めてWindows用アルファ版が追加された。3プラットフォーム向けのベータ版の提供は今年末を予定しており、将来的にはBoxeeを搭載したセットトップボックス(STB)の提供計画もあるという。

メディアブラウザの基本画面

動画や写真、音楽などのメディアファイル、DVD/CDの再生を基本としているが、プラグインを通してインターネット上のさまざまなリッチコンテンツの利用が可能になっている。YouTubeへの接続、映画会社などによるオンデマンドコンテンツの再生、ニュースコンテンツの閲覧、FlickrなどのSNSサイトの利用などに対応する。また今回のMLB.comとの提携のように、コンテンツホルダーとの提携で直接プレミアムコンテンツを提供するサービスも行っている。

プレミアムコンテンツとして追加されたMLB.TV

新バージョンではそのほか、細かいバグ修正や機能改善が施されており、Linux上でNVIDIAのGPUを組み合わせた場合にVDPAUによるハードウェア・アクセラレーションに対応するなど、パフォーマンス面での向上が図られている。