日本ユニシスは6月24日、ドライバーの安全運転、エコ運転意識の向上による事故削減・燃費向上を支援する「無事故プログラムDR(ドライブレコーダー)」サービスを7月から販売開始すると発表した。同社の物流における「在庫最適化」「CO2削減と輸配送効率の向上」「安全・安心」を実現するサービス「エコLOGIシリーズ」の第1弾となる。

同サービスでは、ドライブレコーダーからの運転情報を携帯網でリアルタイムにデータセンターへ送付して分析を行い、その結果をメールで安全運行管理者に送信するとともに、ユーザーのPCの画面上に表示する。

同サービスは自動車事故時の衝撃を波形で分析することで、事故ではない衝撃と区別し、本当に危険が伴う運転情報のみを記録する。これにより、安全運行管理者が危険運転に該当しない情報をチェックする手間が大幅に削減される。

運転情報として、危険運転発生日時、危険挙動種別、発生地点などの情報がPC画面に表示される際、該当の挙動種別を選択すると、200万画素で撮影した危険映像が再生される。

運転状況は、危険挙動頻度のレーダーチャート、安全運転評価、エコ運転評価といった形で出力されるため、それらをドライバーの自己診断や運転研修・講習などの資料に活用できる。また、「走行距離」「平均速度」「走行時間」「危険運転回数」「エコ運転状況(アイドリング時間・急加速・急減速・速度超過)」の期間集計表示ができるほか、個人や組織単位毎に、日・週・月単位の推移もグラフ表示できる。

価格は車載機、通信費、データセンター使用料、サーバ、サーバ運用費などを含めて、月額2,980円からとなっている。

「無事故プログラムDR」サービスの仕組み