小田急電鉄は8月3日から7日の5日間、環境省のチーム・マイナス6%の特別協力の下、車内温度を通常より1~2度高く設定した「クールビズトレイン」を運転する。地球温暖化問題について考える機会を提供することが目的という。

「湘南マリン号」の「クールビズトレイン」で使用するロマンスカー・MSE

「クールビズトレイン」は、成城学園前 - 片瀬江ノ島間を運行する臨時特急列車「湘南マリン号」の一部列車で実施される。車内温度を概ね27度に設定して運転し、チーム・マイナス6%の調査員が車内で乗客にアンケート用紙を配布して回収。クールビズの体感調査を実施するとのこと。

「湘南マリン号」は7月21日~8月21日までの平日に1日1往復運転され、停車駅は成城学園前、新百合ヶ丘、相模大野、大和、藤沢、片瀬江ノ島。往路は、成城学園前発が8時52分、片瀬江ノ島着は10時9分。復路は、片瀬江ノ島発が16時33分、成城学園前着は17時32分。車両は、通常江ノ島線への乗り入れがない"ロマンスカー・MSE(60000形)"を6両編成で使用。運転にはグリーン電力が利用される。このうち「クールビズトレイン」は8月3日~7日までの期間、往路において運行するとしている。