ユーフィットは6月15日、日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)の協力の下、SOAの導入を検討する中堅から大企業向けに、適用領域と導入後の費用対効果を分析し導入効果の診断を行う新サービス「SOA費用対効果分析サービス」の提供を同日より開始すると発表した。

同サービスは、ユーフィットが2006年8月より提供しているSOA導入のシステム・コンサルティング・サービス「IT-Planning SOA」の提供において蓄積したノウハウや実績を活用したもの。

具体的には、顧客がすでに保有する業務プロセスや業務フローなどの既存資料を活用し、現状業務や既存システム、今後の計画について基礎調査を行い、IBMの業務モデリング・ツール「IBM WebSphere Business Modeler」を用いて、約6週間でSOAの導入効果を定量的に診断する。

診断フローは、「事前検討(体制決定、対象範囲の検討)」、「基礎調査(現行業務、既存システム、管理手法の調査)」、「今後の業務・システム計画の確認」、「調査結果まとめ」、「SOA導入の仮説検討(SOA化の対象範囲、サービス体系仮説の作成)」、「導入効果の算定(SOA化した場合の導入効果の試算)」の計6つのステップから構成される。価格は500万円。

SOA費用対効果分析サービスの診断フロー