![]() |
Android Scripting Enviornment brings scripting languages to Android |
最新版のiPhoneとなるiPhone 3G Sが発表された。さまざまな改善がほどこされているが、最大のポイントはアプリケーションが以前よりも高速に軽快に動作するようになったことだ。iPhoneの特徴は電話というよりもアプリケーションとサービスにある。実行速度の高速化は多くのユーザや開発者が望んでいたことだけに、この新製品は従来製品からの乗り換え組みを多いに満足させることになりそうだ。
iPhoneのネイティブアプリケーション開発はそれほど難しいものではないが、大きくみて2つの障壁がある。ひとつは開発環境がMac OS Xの特定のバージョン以降とアーキテクチャ向けにしか提供されていないこと、もうひとつは開発言語がObjective-Cであることだ。Objective-CはC/C++を扱ったことのあるプログラマにはそれほど難しくない言語だが、スクリプト言語しか使ったことがない場合にはとっかかりにくい可能性がある。できれば自分がいつも使っているOSとプログラミング言語でスマートフォンのアプリケーションを開発したいというのは、開発者であれば一度は考えるだろう。
そこで期待されるのがAndroid携帯だ。日本ではまだ販売されていないが、Google Developer Day 2009に参加した方はすでに実機を手に入れている。来月にはNTTドコモからAndroid携帯 HT-03Aの販売も予定されている。Androidの開発環境となるAndroid SDKはWindows、Mac OS X、Linuxと主要OSをサポートし、開発言語もJavaであるなどObjective Cよりも敷居が低い。
さらに8日(米国時間)、Googleから発表されたAndroid Scripting Environmentに注目したい。これはAndroid携帯でスクリプト言語を使ったプログラミングを可能にするためのアプリケーションで、現在のところPython、Lua、BeanShellがサポートされており、将来的にはRubyとJavaScriptもサポートに加えると計画と説明がある。メッセージ、通知、設定の操作、センサー入力、ロケーション検出、SMS操作、テキストの読み上げ、サービス操作といった作業をスクリプト言語から操作できる。