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作成途中のWebページを表現する場合、これまでの典型的なケースでは、ロードコーンのアイコンを掲載して「作成中」や「Comming Soon」「Under Construction」などの文字列を記載しておくことが多かった。最近では、作成途中のページをポスターのようにとらえ、ユーザを惹きつけるより効果的なページとして活用する例が増えている。
Comming Soonのページをどのように作成すべきか、また、どういった優れた例があるかをJennifer Farley氏がSitePointにDesign A Successful Coming Soon Pageとしてまとめている。同記事の中では効果的なComming Soonページには次の4つの特性があると説明している。
- 理解しやすいものである。高品質なロゴと目を惹きやすいカラースキーマを採用し、なにをやろうとしているのかがはっきりしている
- ページの準備が整ったことを知らせるためのメールアドレスを登録するためのフォームが用意されている
- 何が公開されるのかの要約が記載されているか、少なくとも何が掲載されるのかのヒントが掲載されている
- 興味を持てるページになっている。何も情報を掲載していないページではユーザがまた訪れたいとは思わない
Design A Successful Coming Soon PageではいくつかのサイトのComming Soonページのスナップショットを掲載している。どのページもJennifer Farley氏がまとめたように高品質なアイコンと何の準備をしているのかの思わせぶりな説明、それに公開がはじまったことを知らせるためのメールアドレスの登録フォームが用意されている。メールアドレスの登録以外にもTwitterのフォロー登録、RSS、ブログを提供しているものもある。
スパムが多く煩雑になりがちであることから、メールを主要なメッセージングツールとしては活用せず、ソーシャルネットワークサービスやTwitter、RSSを情報源として活用しているユーザも増えている。メールアドレス以外の通知方法を提供するのは効果的な方法といえる。