米Symantecは6日(現地時間)、2009年4月3日を期末とする2009年度第4四半期、および2009年会計年度の業績を発表した。

発表によると、2009年第4四半期の非GAAPベースの売上は14億9000万ドル(前年同期比4%減、為替変動調整後は2%増)、非GAAPベースの1株あたり利益は0.38ドル(前年同期比6%増)。また、営業活動によるキャッシュフローも6億700万ドルと好調だ。

2009年度の非GAAPベースの売上は過去最高の62億ドル(前年度比5%増、為替変動調整後は4%増)、非GAAPベースの1株あたり利益は1.57ドル(前年度比24%増)、非GAAPベースの繰延売上は30億8000万ドル(為替変動調整後は6%増)。営業活動によるキャッシュフローは16億7000万ドルで、さらに非GAAPベースの営業利益率は30.2%と前年度から360ベーシスポイント上昇している。

同社CFOのJames Beer氏は、「コスト管理の徹底によって、1株当たり利益の数字は予想を上回るものとなりました。また厳しい経済環境の渦中にあって、十分な営業キャッシュフローを生み出し、この第3/第4四半期の2期で10億ドル以上を確保しています」とコメントしている。