米Citrix Systemsは4月29日(米国時間)、2009年第1四半期の業績を発表した。

それによると、第1四半期の収益は前年同期比2%減の3億6900万ドル。GAAPベースの純利益は前年同期比79%減の700万ドルで、無形資産の減価償却や後配株補償などを除いた修正後の純利益は前年同期比11%減の5900万ドルとなった。

事業ごとの収益を見ると、製品ライセンス収益が前期同期比24%減となった一方、ライセンス更新収益は11%増と拡大している。また、オンラインサービスでは16%増、コンサルティング、教育、テクニカルサポートを含むテクニカルサービスでは8%増という結果になっている。

地域別の収益は、北中南米地域が1%減、EMEA(Europe, Middle East, Africa)地域が11%減、太平洋地域が9%減となった。

Citrixでは、2009年度通年の業績について、2008年度と同等になると見込んでいる。