住友化学は、アフリカの教育支援の一環として、中古パソコン1,000台を、タンザニア連合共和国に寄付したと発表した。この際、NECとノベルは、共同でOSのインストールに関する支援を行ったという。

住友化学は、タンザニアにおいて、マラリア予防に効果のある防虫蚊帳「オリセットネット」の生産を行い、約4,000人の雇用創出を実現するなど、同国とは深いつながりがある。そしてこれまで、「オリセットネット」で得られた収入の一部を利用し、タンザニアを含む計5カ国で小・中学校を建設してきたという。

今回の寄付は、アフリカの教育支援一環として、住友化学が社内で使用していたパソコンを寄付するというもの。

寄付にあたっては、情報漏洩防止の観点からOSを含む全てのデータを消去しており、NECとノベルが、今回の寄付の趣旨に賛同し、パソコンOSであるopenSUSEのインストール用CD-R作成などの支援を無償で行ったという。