Webサイトの企画、設計などを手がけるアイ・ティー・ディーは20日、直感的な操作によるページ制作が可能なCMS「bingo!CMS」の最新バージョン(1.2)をリリースした。一般的なサイトに必要な機能を「システムモジュール」として取り込める機能の追加、ユーザビリティの改善などが行なわれている。

bingo!CMSのバージョン1.2では、ページ制作をサポートする機能拡張を追加。サイトに必要な構成機能を「システムモジュール」として取り込める仕組みを用意した。同社は今後、予約管理やフォーム生成などのシステムモジュールをリリースする予定のほか、オープンソース版「bingo!CMS Core」のコミュニティで同モジュールの開発手法を公開するとしている。また、既存ユニット(デザイン用オブジェクト)以外に外部のデザインパターンをサポートし、デザイン表現の自由度を高めた。画像ボタンユニットやRSSリーダーユニットなども追加、拡張ユニットの作成方法も公開していく。このほか、キャッシュ生成機能による表示スピードの高速化、コントロールパネルのレイアウト変更などによるユーザビリティの向上も図られている。

bingo!CMSの価格は次のとおり。シングル・ライセンスは99,500円(税込)、デベロッパー・ライセンスは315,000円(税込)。