富士通は、PCサーバ10台程度までの小規模システムを対象にした、ITシステムの問い合わせを一括で受け付け、現地でトラブル対応を行う「簡易運用支援サービス」と、サービスエンジニアがユーザー先に訪問し、システムの安定稼働を支援する「安定稼働診断サービス」の販売を本日より開始すると発表した。

「簡易運用支援サービス」は、複数のベンダー製品を含むITシステムの問い合わせをLCM(Life Cycle Management)サービスセンターにて一括で受け付け、問い合わせ窓口を一本化。トラブルの発生時には、専任技術者と現地のサービスエンジニアがそれぞれ連携してトラブル内容の調査や原因の切り分け、復旧対応を行う。

一方「安定稼働診断サービス」は、同社のサービスエンジニアが定期的にユーザー先を訪問し、PCサーバの稼働状況の分析結果に基づいた簡易診断や、OSの最新セキュリティ情報の提供、必要に応じたシステムディスクのバックアップなど、トラブルを未然に防ぐための改善提案を実施する。また、トラブル発生時には、必要に応じてサービスエンジニアが原因分析のための情報採取や、事前にバックアップした予備ディスクへの交換など、サーバの「安定稼働」に向けた作業を行う。

価格は、簡易運用支援サービスがPCサーバ1台とPC100台の場合で月額4万500円(税別)、安定稼働診断サービスは、PCサーバ1台あたり月額7,000円(税別)となっている。