ラックは28日、情報セキュリティの課題を解消する「情報セキュリティ顧問サービス」の提供を開始した。月額料金は、毎週1回(3時間程度)の担当顧問による定期訪問契約で60万円から。

情報セキュリティ顧問サービスは、IT統制や情報セキュリティを推し進めるブレーンとして、IT統制や情報セキュリティマネジメントの豊富な経験を有する情報セキュリティ専門家がユーザー企業のCIO(最高情報責任者)/CSO(最高セキュリティ責任者)や情報システム部門を補佐・支援するというもの。

担当顧問として契約期間中定期的に派遣されるセキュリティ専門家が、情報セキュリティからIT全般に対してさまざまな課題に対応する。また、具体的なセキュリティ対策を実施する必要がある場合は、同社のセキュリティ技術者を手配して、ユーザーの情報システム部門と連携し、問題解決にあたる。

さらに、アドバイスだけでなく、COBIT(ITガバナンスの成熟度を測る国際的規格)などを用いたIT統制の最適化に向けた施策プランニングなども行い、組織、調達、サービスデリバリーなどについて、適切な業績評価指標(KPI)、達成目標指標(KGI)を設定し、顧客のIT統制の確立を推進する。