通常版パッケージ

アドビ システムズは12日、写真編集、管理ツールの最新版「Adobe Photoshop Lightroom 2」日本語版の販売を開始した。価格は通常版が3万3,600円、通常版のダウンロード価格が3万2,000円、アップグレード版は1万1,340円、アップグレード版のダウンロード価格は1万800円、アカデミック版が1万1,340円。アップグレードの対象となるのは、Lightroom 1.xの日本語版正式登録ユーザのみ。WindowsとMacに両対応したハイブリッド版のパッケージで提供される。

今回のバージョンアップでは64bit版OSに対応し、より多くのメモリ処理機能を活用できることとなった。また、マルチディスプレイ環境に対応し、メインディスプレイで現像をしながら別のディスプレイに表示させたウィンドウで写真の一覧を表示させることも可能となっている。そのほかには、データを自動的に整理して写真選択を素早く行えるスマートコレクション機能や、より柔軟で正確な補正を行う補正ブラシ機能、さらには、画像を簡単に写真共有サイトやフォトラボにアップロードする機能や、レイアウトを様々にカスタマイズできるプリント機能といった機能が新たに追加された。

「Adobe Photoshop Lightroom 2」操作画面 大量の写真の効率的な管理ができる

また、従来機能の画像整理ツールも拡大し、大量の写真の並べ替えや選別が容易となった。ほかにもバッチ処理機能、プリントやWeb出力時のシャープ処理機能、編集時の画像調整機能、「Photoshop CS3」との連携などが強化されている。

対応OSはWindows XP/VistaおよびMac OS X v10.4.11からv10.5.2。