ガイアックスは11日、ブログ・SNS・掲示板などのコミュニティサイトの監視を休日・夜間のみ代行するサービス「コミュニティパトロール・ホリデイ」の提供を開始したと発表した。「休日・夜間のためだけに監視員を採用したり、教育にかかる体制を構築したりする手間が省け、管理コストが発生することもなくなる」(同社)としている。

「コミュニティパトロール・ホリデイ」は、ブログ・SNS・掲示板などのコミュニティサイトを休日(終日)と夜間(20時~翌朝9時)限定で監視代行するサービス。月額費用5万円~で、監視件数が増えるごとに課金されるシステムとなっている。

同社によれば、コミュニティサイトは休日・夜間に投稿が増える傾向にある。

コミュニティサイトは夜間に投稿が増える傾向にある(出典:ガイアックスホームページ)

そのため、有害情報の掲載時間を可能な限り短くし、犯罪予告など緊急性の高い投稿に対して迅速に対応するためにも、「休日・夜間での有人監視は必要不可欠」(同社)とし、コミュニティパトロール・ホリデイの提供を開始した。

また、コミュニティパトロール・ホリデイで使用する監視基準と専用監視システムを、昼間の時間帯にも利用できるようライセンス提供。

これにより、コミュニティパトロール・ホリデイが監視する休日・夜間と、自社で監視を行っている営業時間内との間で業務水準統一化を図ることが可能となり、「24時間365日での安定した監視体制が保てる」(ガイアックス)という。

ガイアックスでは、「今後もコミュニティパトロールを通して、コミュニティサイトの健全化を推進する」としている。