日本オラクル、「オラクル青山センター」に本社を移転

日本オラクルは、9月1日に本社を東京・港区北青山に移転、9月3日に新本社ビル「オラクル青山センター」落成式を開催した。新本社ビルは東京地下鉄銀座線外苑前駅に直結しており、地上25階、地下3階、塔屋2階で、延べ床面積は約4万7,135平方メートル。約200人を収容することができるセミナールームを設けるなど、延べ330人が同時にセミナー/セッションを受講することが可能。従来、同社は、東京・千代田区紀尾井町に本社を置いていたほか、同千代田区永田町、世田谷区用賀などにオフィスが分散していたが、今回、新本社に集約される。

同社の遠藤隆雄 社長 最高経営責任者は「新本社は、明るく華やかな印象で、職場環境が明るいと、社員も明るくなり、良い提案ができ、ビジネスも明るくなる、というようになることを期待している。この本社ビルの落成がトリガーとなり、当社、顧客、この地域、さらには日本全体が明るくなることを望んでいる。皆さんといっしょに我々も発展していきたい」と挨拶した。

同社では、新本社への移転にともない、9月3日から1カ月間、「製品技術セミナー期間」として、データベース、エンタープライズ・アプリケーションをはじめとする同社製品、技術情報の提供やディスカッションフォーラムを、顧客、パートナー各社の技術者、業務部門のユーザーを対象に開催する。同社は、セミナー、トレーニングなどのための施設が拡充された新本社を拠点に、情報発信をいっそう強めていく意向だ。