大塚商会は3日、社員数数十人～数千人規模の中堅・中小企業に対応したホスティングサービス「アルファメールプレミア」の提供を10月6日から開始すると発表した。メールウイルスチェックや迷惑メール自動検知機能など、高機能サービスを低価格で提供する。

同社によると、これまでのホスティングサービスは企業規模に応じたメニューが主流で、「社員数が増加するなどした場合、メニューの切り替えなどが必要となるケースが多かった」。また、中堅・中小企業が利用したい機能が大規模企業向けメニューにしかなく、「利用料金が割高になってしまうケースもあった」という。

「アルファメールプレミア」は、こうした状況を踏まえ、メールウイルスチェックや迷惑メール自動検知機能、専門的な知識がなくてもホームページ作成・管理を可能にするWebサイト作成(CMS)機能などを、企業規模にかかわらず標準で提供。

利用者ごとに利用できる機能を制限することも可能で、「企業ごとに異なるセキュリティポリシーに合った運用ができる」(同)という。

基本料金は月額6,800円(30人までの利用、テレフォンサポート込み)～で、「中堅・中小企業が導入しやすい価格を実現した」(同社)。初期費用は5,000円、メールアカウント追加は10個/1パック 月額1,000円、迷惑メール検知追加は10個/1パック 月額1,000円、などとなっている(いずれも税抜き価格)。