Stripes Framework

18日(米国時間)、Stripes Frameworkの最新版となるStripes 1.5が公開された。StripesはWebアプリケーション構築のために活用できるプレゼンテーションフレームワーク。学習が容易で簡単に理解できるうえ、設定がほとんどいらないという特徴を持っている。アノテーションなどの指定を使ってプレゼンテーション層を開発できる。

Stripes 1.5では自動的に配置を実施してエクステンションを使うように改良されているほか、明示的にバインディングを制限する@StrictBindingアノテーションの導入、リンクやフォーマットインプットにおいてページに向かってデータを書き込む前にActionBeanプロパティを暗号化するための@Validate(encrypted=true)アノテーションの導入、イベントに対するバインドと検証をバイパスするための@DontBindアノテーションの導入などが実施されている。

また新しい@HttpCacheアノテーションはクライアントがレスポンスをキャッシュするかどうかを制御するためにActionBeanやイベントハンドラメソッドに適用できるようになっている。同アノテーションは特にIEから呼ばれるAjaxコールに対して有益に適用できる。