openSUSE開発チームは24日、LinuxディストリビューションopenSUSEの次期リリース「openSUSE 11.1」のα第1版を公開した。対応プラットフォームはIntel i386とx86_64、PowerPCの3種。全パッケージを収録したDVD-ROM版と、GnomeまたはKDEを収録したライブCD版が提供されるが、開発チームはライブCD版の使用を推奨している。

次期バージョンに向けた初のα版となる今回のリリースでは、Linuxカーネル2.6.27を採用。デスクトップ環境にはKDE 4.1.1またはGnome 2.24を採用、オフィススイート「OpenOffice.org 3.0」のβ版など、最新のオープンソースソフトウェアを収録している。

openSUSE 11.1の開発ロードマップは、8月中旬のα第2版、9月中旬のβ第1版を経て、12月中旬の正式リリースが計画されている。