1日、サン・マイクロシステムズ日本法人がMySQL株式会社を吸収合併し、両者の事業を統合したことを発表した。米国Sun MicrosystemsとMySQL ABの統合はすでに2月26日に完了しており、日本における今回の統合はそれを受けてのものだ。

今回の日本法人統合に先立ち、すでに両者間でマーケティング活動で協力が開始されているほか、既報の通りデータベース製品/サポート/監視ツール/ナレッジベースといったあらゆる面での日本語対応が強化されている。

統合後もMySQL自体のビジネスモデル自体には大きな変化はないが、従来のMySQLが保持していた販売チャネルのほか、サンの販売チャネルを通しても製品の販売やサポートの提供が行われる。

サンとの統合によるリソース、マーケティング力、販売チャネル、サポートの強化はMySQLの顧客にとって嬉しい限りだが、まだまだ想定の範囲内。さらに、サンが持つ多彩な製品群とどのように組合わさり、どんな相乗効果が生まれるのか、その可能性に大きな期待が集まる。