Excelsiorは18日(ロシア時間)、Excelsior JETの最新版となるExcelsior JET 6.4を公開した。Excelsior JETはJava SE 6対応のJavaアプリケーションをネイティブアプリケーションに変換するプロダクト。ネイティブアプリケーションに変換することで、サイズの縮小やアプリケーションの高速化、難読化などを実現できる。

Excelsior JET 6.4の最大の特徴はプログラムデータやリソースを暗号化する機能が追加された点にある。文字列リテラル、リフレクション情報、そのほか実行ファイルに同梱されるメディアやプロパティファイルが対象となる。復号化はオンデマンドで実施され、リフレクションやJNIの機能には影響がでないようになっているという。

それ以外にも起動オプティマイザを改善しアプリケーション起動時の短縮実現、フルビルドすることなく一部ビルドで対応できるように変更、AOT/JITコンパイルの高速化、アプリケーションパフォーマンスの向上が実現されている。