インターリンクは3日、同社が運営する独自ドメイン取得サービス「ゴンベエジェーピー」において、「100年ドメイン」の登録受付を開始した。ドメインを長期に渡って使用する企業・法人を対象にしたサービスで、ドメイン失効のリスク回避や更新手続きの手間を軽減する。

「100年ドメイン」の登録受付を開始した「ゴンベエジェーピー」のトップページ画面

企業が自社で利用しているドメインの更新手続きを忘れることで、メールが不通になったりWebサイトがアクセス不能になるなど、大きな損失が発生する事例が近年増えている。

同社では今回、こうした事態を防ぐことを目的に、登録期間内の更新手続きが不要となる「100年ドメイン」サービスの提供を開始。現在利用中のドメインの長期使用が確定している企業の「更新忘れによる失効を防ぎたい」などのニーズに対応する。

現在、1回の手続きで利用可能なドメインの登録期間については、それぞれ上限が定められている。だが同サービスでは、その上限年数以降の更新手続きをゴンベエジェーピーが請け負う形となっている。

価格は「.com/.net/.org」などが21万円、「.co.jp/.ne.jp/.gr.jp」などが52万5,000円、今年一般登録が開始された「.asia」が35万7,000円など。「1年更新を利用するより20~30%低い設定になっている」(インターリンク)としている。