米Googleは4月21日(現地時間)、iGoogleのGadgetプログラマー向け開発環境「iGoogle Sandbox」の提供を開始した。開発者はこのSandboxを介して新規Gadgetの作成やテスト、配布を行える。同環境では「Left Navigation」を通じて一覧からGadgetを素早く選択できるほか、Gadgetをページ内で最大化できる「Canvas View」、OpenSocial APIに対応したソーシャル機能などが追加された。

Sandboxは、リニューアルされたGadget開発者向けページからサインアップすることで利用可能。YouTubeでSandboxやiGoogleの新機能についての簡単なガイドが紹介されている。Sandbox内ではLeft Navigationを使って、登録されているGadgetを把握し、素早く選択できる。仕様の変更でGadgetは2種類のビューを持つようになり、従来型の小さい画面を「Home View」、拡大画面を「Canvas View」と呼ぶ。開発者は2種類のビューを明示的に定義することで、ユーザーが縮小画面と拡大画面を適時切り替えられるようにする。そのほかOpenSocial APIをサポートしたことにより、Gadget内で友人のSNSページのアップデートや活動状況などをリアルタイムで表示、確認することが可能になった。