富士通は、エントリーモデル「PRIMEQUEST 510A」など、同社の基幹IAサーバ「PRIMEQUEST(プライムクエスト)」4機種を発表した。出荷は5月30日から。

PRIMEQUEST 510A

「PRIMEQUEST 510A」では、インテル Itanium プロセッサ 9100番台を最大4CPU搭載可能なエントリーモデル。ミッドレンジモデルやハイエンドモデルと共通の自社開発チップセットを採用し、AC100ボルト電源にも対応している。

そのほか、ミッドレンジモデル「PRIMEQUEST 520」ならびにハイエンドモデル「PRIMEQUEST 540」、「PRIMEQUEST 580」を一新し、インテルのItanium プロセッサ 9100番台を最大8CPU搭載可能な「PRIMEQUEST 520A」、最大16CPU搭載可能な「PRIMEQUEST 540A」、最大32CPU搭載可能な「PRIMEQUEST 580A」を新たに発売する。

PRIMEQUEST 520A

PRIMEQUEST 540A

PRIMEQUEST 580A

「PRIMEQUEST 540A」および「PRIMEQUEST 580A」では、最新OSと連携し、パーティションに対応したハードウェアの構成を動的に変更する「ダイナミックパーティション機能」を新機能として提供する。

また、「Red Hat Enterprise Linux 5.1」または「Windows Server 2008」との連携では、CPUおよびメモリを搭載したシステムボードの動的追加機能を実現。さらに、「Windows Server 2008」のシステムでは、システムボードの動的交替機能も提供する。

「PRIMEQUEST 500Aシリーズ」の販売価格、および出荷予定時期

製品名 販売価格(税別) サポートOS 出荷予定時期
PRIMEQUEST 510A 300万円より Red Hat Enterprise Linux 5
Red Hat Enterprise Linux AS v.4
SUSE Linux Enterprise Server 10
SUSE Linux Enterprise Server 9
Windows Server 2008
Windows Server 2003(Datacenter Edition,Enterprise Edition)		 5月30日より
PRIMEQUEST 520A 520万円より
PRIMEQUEST 540A 2,180万円より
PRIMEQUEST 580A 4,180万円より