エーピーシー・ジャパン(APC)は、LCDによる状態表示機能と自動電圧調整機能(AVR)を搭載したデスクトップPC向け1200VA/720W容量UPS「APC RS 1200」を発売した。価格は5万2,500円。

「APC RS 1200」

APC RS 1200は、本体前面のLCDに運転モード、負荷容量レベル、バックアップ時間、バッテリ交換の必要性、過負荷状態などを表示できるUPS。AVR機能により、一定範囲の電圧変動に対して自動的な調整ができるため、電圧の急激な上昇と下降によるバッテリ運転への切り替えを最小限に抑え、バッテリの長寿命化を実現している。また、通常のAVR機能搭載UPSでは常に10W前後の電力を消費するが、APC RS 1200は独自の設計を採用することで消費電力を2~3Wにまで抑えている。

本体前面のLCDでは様々な状態表示が行われる

同社独自の電源管理ソフトウェア「PowerChute Personal Edition」が標準添付され、電源障害時にはUPSに接続しているデスクトップPCを自動シャットダウンすることでデータを安全に保護する。

同社では、2009年4月までに3,000台の販売を目指すとしている。