日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は10日、IDCの調査において日本ヒューレット・パッカードのx86サーバ「HP ProLiant」ファミリが、2007年第4四半期における国内x86サーバ市場の出荷台数でシェア25.1%を獲得し、1位になったことを発表した。また、Windowsプリインストールx86サーバ市場でも1位(25.0%)を獲得し、ラックマウント型x86サーバ市場(24.7%)、ブレード型x86サーバ市場(34.8%)と合わせて、4つの分野でシェア1位を獲得したことを発表した。

同社では、日本市場での好調の背景として、グローバル企業としてのスケールメリットを生かした製品開発力とバリエーションに富んだ製品ポートフォリオに加え、日本の販売パートナーとの強固な協調関係の構築、東京の昭島工場での生産(MADE IN TOKYO)による高い製品品質の実現などの販売/製造施策の展開が功を奏したとしている。

なお、同社は、x86サーバのみならず、UNIXサーバやメインフレーム、オフコンなどを含む国内サーバ市場全体でも、2007年第2四半期より3四半期連続で出荷台数シェア1位を獲得しており、今後も最新の技術と品質を備えた製品を提供していくとしている。