DOMAssistantプロジェクトは20日、JavaScript向けDOM操作ライブラリ「DOMAssistant 2.6」をリリースした。

DOMAssistantは、JavaScriptでDOMの操作を簡単に行えるようにするライブラリ。CSSセレクタを用いてDOMの要素を選択する機能を提供しているほか、DOMの操作を行うさまざまなAPIをDOM要素のメソッドとして実装しており、DOM操作を直感的に記述できるようになっている。

今回リリースされた新バージョンでは、特にCSSセレクタを使用した際のパフォーマンスの改善に力が注がれた。その結果、パフォーマンスは改善され、Internet Explorerを除くすべてのブラウザで、同様の機能を持つ他のライブラリよりも高い性能が出るようになったという。また、簡単に利用することが可能なプラグイン機能が追加され、DOMAssistantにオリジナルの機能を付け加えられるようになったほか、今まで問題になっていたDOM要素を取得するコードのあいまいさを解決するため、単一の要素のみを取得する新たなメソッドが追加された。そのほかには、複数のAjaxの同時呼び出しが新たにサポートされている。