Aptanaは6日(米国時間)、RadRailsの最新版となる「RadRails 0.9.1」を公開した。マイナーバージョンアップだが、興味深い改善がとりこまれているので紹介しておきたい。

RadRailsはEclipse IDEをベースにして構築された統合開発環境。オープンソースソフトウェアとして配布されており、Ruby on Railsの開発に焦点を絞っている点で興味深い。

0.9.1はEclipse 3.3との互換性向上を目的としたリリースだが、JRubyをRubyインタプリタとして正式に動作するようにした最初のバージョンとなる。JRubyを採用したことで、Rubyがインストールされていないプラットフォームでも簡単にRailsの開発ができるようになった点は注目に値する。また、インストール時のチェック機能が向上しており、従来のバージョンと比較してインストールしてからの設定が簡単になっている。

これまで、RadRailsのインストールでつまずいたことがある場合には、この最新版となるRadRails 0.9.1を試してみてほしい。従来と比較して簡単に扱えるようになっているはずだ。