米VMwareは、本年(2007年)第3四半期(7~9月期)の決算を発表した。この四半期で同社は株式公開(IPO)を果たしており、好調な業績が報告されている。
同社の第3四半期の総売上高は、前年同期比90%増となる約3億5,781万6,000米ドル。ライセンス収入が約2億4,748万1,000米ドル、サービス売上が約1億1,033万5,000米ドルとなった。会計原則(GAAP)ベースの純利益は約6,500万米ドルで、前年同期の約1,900万米ドルと比較して、3.4倍以上の伸びを記録した。希薄化後1株当たりの利益は0.18米ドル。
今回の好業績の要因として、同社CEO兼社長のDiane Greene氏は、仮想化ソフトウェア「VMware Infrastructure」および「VMware Virtual Desktop Infrastructure」(VDI)の売り上げが好調だったことを挙げている。