1日(フランス時間)、Nekoの最新版となる「Neko 1.6.0」が公開された。Nekoは動的に型付けされたスクリプトタイプのプログラミング言語。それ単体で動作させることも、ほかの言語に組み込んで動作させることもできる。また、ほかのプログラミング言語に対するランタイムプラットフォームとしても動作するという特徴がある。Neko自体は学習が簡単なスクリプト言語。C言語から実行することができるほか、C言語を使って機能を拡張することも可能。

Nekoではソースコードをコンパイルしてから実行するスタイルをとっている。配布物にはコンパイラと実行環境が含まれている。

最新版となるNeko 1.6.0ではJITにあったバグが修正されたほか、実行性能が改善されている。UIおよびプロセスIO APIの追加も行われた。

Nekoはプログラミング言語としてはかなり後発の言語に当たる。現在主流で使われているプログラミング言語の特徴を研究して、シンプルでありつつも強力であるように設計されており、今後の展開がかなり注目されるプロダクトだ。