Runa Consulting gourpは9日(ロシア時間)、Runa WFEの最新版となる「Runa WFE 2.0.0」を公開した。Runa WFEはJavaで開発されたワークフロー/BPMプラットフォーム。JBoss jBPMエンジン向けに開発されたプロダクトでJBoss ASとともに動作する。Webブラウザからワークフローの操作やプロセスの編集が可能。プロダクトはGNU LESSER GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2.1のもとで公開されている。
Runa WFE 2.0.0における主な特徴は次のとおり。
- ビジネスプロセスの読み込みと実行、コーディングを一切必要としないビジネスプロセスの定義、フローチャートの描画、ロールの定義、フォームのレイアウトなどが行えるUIの提供
- ユーザ/グループの管理とパーミッション管理を行うためのUIの提供
- 新しいGUI要素の開発、型の追加、ストラクチャ関数の作成など、Runa WFEコンポーネントを拡張する機能を提供
- 英語以外にも中国語、オランダ語、ドイツ語、イタリア期、ポーランド語、ロシア語、スペイン語をサポート
2005年7月15日(ロシア時間)にRuna WFE 1.0がリリースされていることから、2年を経てのメジャーアップグレードとなる。