NTTレゾナントは「goo RSSリーダー(アプリ版)」に、記事の保存・整理ができる機能や、未読記事をまとめてタブに表示する機能などを追加した高機能版(有料・1,980円)を提供している。RSSリーダーにはブラウザで使える無料のWebサービスやフリーウェアが多数あるが、この価格はどの程度の付加価値を与えてくれるのだろうか。

RSSを軸にWebを使うという考え方

goo RSSリーダーは、メーラーのようなインタフェースにRSSフィードの一覧・配信された記事見出し・選択した記事の内容が表示される。メイン画面を閉じてもタスクトレイに常駐し、決められた時間ごとに記事の更新を行う。PCにインストールして使用するアプリケーション型だが、登録したサイトや記事をgoo RSSリーダー(Web版)と同期させ、自宅/職場などで2つを併用することも可能だ。

「goo RSSリーダー(アプリ版)」。画面が狭いときはブラウザモードで記事エリアを最大表示できる

Web版と情報を同期することができる。アプリ版→Web版/Web版→アプリ版と、いずれの上書きも可能だ

ブラウザを起動させずに自前の検索窓からRSSやWeb検索ができ、表示されたサイトのRSS登録は「RSSフィード登録」ボタンを押すだけだ。Internet Explorer 7を使用中なら、すでに登録してあるRSSフィードをインポートできる。また、RSSだけでなくブラウザのブックマークをインポートすることも可能だ。

RSSが配信されていないサイトでも、「gooフィードメーカー(RSS作成サービス)β版」機能により更新情報を配信するRSSを作成し、登録することができる。登録も閲覧も検索もこの画面で完結するため、ブラウザなしでRSSを中心にした効率的なWebブラウジングが可能となる。

最新バージョン(有料版/無料版共通)では、登録したキーワードに関する記事を自動収集する検索機能が強化された。gooブログ以外も検索対象となり、ニュースサイトに絞った検索や日付範囲の指定が可能。また評判情報を指定して、登録キーワードに関する評価表現のある記事を収集することも可能だ。

では次に、有料版「アドバンス機能」を搭載するgoo RSSリーダーの機能をみていこう。