IBMは28日(現地時間)、同社のRDBMS「DB2 9(Viper)」のエンハンスバージョン(コード名"Viper 2")の公開βテスト・プログラムを開始すると発表した。現行のDB2 9のアップグレードと位置づけられており、セキュリティ機能やワークロード管理機能がさらに拡張されているという。

なお、Viper 2は今回のβテスト開始から1年以内に正式リリースされる予定で、「XMLとリレーショナルデータの両方を、フォーマットやプラットフォーム、ロケーションに関わりなくシームレスに同時に管理でき、データ管理の新時代を切り開く」と予告されている。

ユーザーや開発者、パートナーは、同社Webサイトから"Viper 2 open beta program"に参加できる。データベースサーバに関してはあまり例のない大規模な公開βテストに踏み切った理由として、同社は「完全にテストされ、高品質な製品を提供するため」だとしている。