11日(米国時間)、genesis frameworkの最新版となる「genesis framework 3.0」が公開された。genesis frameworkはJavaで開発されたアプリケーション開発用フレームワーク。スケーラビリティの向上、ロバスト性の向上、試験性の向上などを目指し、エンタープライズアプリケーション開発に単純化や生産性の向上もたらすことを目的としている。プロダクト自身はGNU LESSER GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2.1のもとオープンソースソフトウェアとして公開されている。
genesis frameworkの特徴は複数のフレームワークをアスペクトプログラミングを通じて透過的に組み合わせて提供している点にある。提供されている機能はデスクトップアプリケーション開発のサポート、Swing/SWT/Thinletのバインド機能、透過的なリモート機能、トランザクション機能、O/Rマッピング機能、ページング機能など。こうした組み合わせによってビジネスコンポーネントの開発と複雑なグラフィカルインタフェースの構築を単純化している。