The Apache Rampart teamは2日(米国時間)、Apache Rampartの最新版となる「Apache Rampart 1.2」を公開した。Apache RampartはWS-SecurityおよびWS-Trustに関するWebサービス仕様の実装を提供するツールキット。同バージョンはApache WSS4J 1.5.2およびApache AXIOM-DOOM 1.2.4をベースに、Apache Axis2 1.2におけるモジュールとして開発されている。
同バージョンでは2つのApache Axis2が提供されている。WS-SecurityおよびWS-SecureConversationへのサポート機能を提供する「rampart-1.2.mar」と、SecurityTokenService機能を有効にするために必要となる「rahas-1.2.mar」モジュールだ。
1.2ではWS-PolicyおよびWS-Security Policyをベースとしたコンフィギュレーションモデルが採用されている。推奨はされないものの、Apache Rampart 1.0形式の設定ファイルも依然としてサポートはされている。しかし将来性を考えると早期に新しい設定ファイルへ移行した方がよいだろう。また1.2は次期Apache Sandesha2リリースとの協調動作が可能だとみられている。このため、WS-SecureConversationおよびWS-ReliableMessagingシナリオをApache Axis2 1.2と共に使うことができる。
Apache Rampart 1.2においてサポートされている仕様はSecurity 1.0、Secure Conversation - February 2005、Security Policy - 1.1 - July 2005、Trust - February 2005、Trust - WS-SX spec - EXPERIMENTAL。WS-Security実装との相互接続性試験は成功しており、動作に問題はないとみられる。