デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、インターネット広告のメディアプランニングサービス「AD-Visor NEXT」を発表した。ネット広告を取り扱う広告会社を対象に、同社が独自に開発したメディアプランニング支援システム「AD-Visor」をリニューアルしたサービスで、すでに博報堂DYメディアパートナーズへの導入が決定している。今後3年で100社以上への提供を目指す。

従来、AD-Visorで提供されていたメディアプランニング、メディアバイイング、進行管理、出稿実績の評価・分析のほか、ユーザの嗜好や購買意向とサイトの視聴動向を組み合わせて、より効果的なプランニングをおこなう「LifeStyle Insights!」、広告主の出稿状況を独自に推計する「NETStats!」、オフィスからの視聴率データを広告主掲載面ごとに分析する「Office Rates!」と、3つの新機能も提供される。

また、Internet Explorer 7に対応したほか、ユーザーインタフェースにAjaxを採用した。

AD-Visor NEXTは同社が掲げる企業ビジョン「e広告プラットフォーム創造企業」を目指す戦略の一環として提供されるサービス。同社ではAD-Visor NEXTを通じて、「インターネット広告業界および広告主に有用なマーケティングデータを提供し、効果的なメディアプランニングおよびメディアバイイングを支援することを通じて、インターネット広告の価値向上に努める」としている。