米XenSourceは18日(米国時間)、オープンソース版の仮想化ハイパーバイザシステム「Xen 3.1」をリリースした。Xenに対応したLinuxカーネル2.6.18を含むバイナリパッケージは、Red Hat Enterprise Linux 4.5と5.0、openSUSE 10に対応したRPMのほか、汎用のtar形式で提供される。

今回のリリースでは、遠隔操作やゲストOSを管理するための「Xen Management API」(XenAPI)がバージョン1.0に到達。仮想マシン用にXML形式の設定ファイルを利用できるようになるなど、機能が整備された。64bit OSで稼働するXenの上で、物理アドレス拡張 / 準仮想化に対応した32bit仮想マシンを動作させることも可能になった。