米Adobe Systemsは3日(米国時間)、リッチインターネットメディア企業のScene7を買収すると発表した。手続きは5月末までに完了する見通しで、買収の条件は明らかにされていない。

Scene7は、DHTMLやFlashを用いて先進的なインターネットメディア技術を開発している企業。同社のWebサイトにアクセスすれば様々なデモンストレーションを体験できる。デモの中には、イメージの拡大/縮小、ドラッグアンドドロップによる画像表示範囲の移動、ページをめくるように画像を切り替える、といった技術を利用してカタログや製品マニュアルをブラウザ上で閲覧するといったものが含まれる。

Adobeはこの買収により、Scene7の顧客、ブランド名、そして先進的な技術を手に入れることになり、オンラインアプリケーションの使い勝手をさらに向上できるとしている。

Scene7の従業員はほとんどがAdobeに移る見通しで、その中にはCEOであるDoug Mackも含まれる。同氏はAdobeのクリエイティブ・ソリューションズ・サービス部門の統括責任者に就任する。同氏によれば、「この企業合併は顧客、パートナー、社員に多大な利益をもたらす。Adobe製品との戦略的な統合によりScene7ソリューションの知名度を上げ、Adobeの製品ラインナップも拡大できる」と述べている。